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あさかぜは、1956年から2005年まで東京駅 - 下関駅・博多駅間を東海道本線・山陽本線・鹿児島本線経由で運行していた日本国有鉄道(国鉄)・JRの寝台特別急行列車である。また、このページでは、関連した東京と主に山陽地方・福岡県を結んだ急行列車の沿革についても記述する。 == 概要 == 国鉄が1956年に東京駅 - 博多駅間に設定した寝台特急であり、ブルートレインの先駆けとして、また、東海道・山陽本線および九州内の代表格列車の一つとして知られた。1960年代には冷暖房完備の20系客車が新造投入され、国鉄を代表する花形列車として人気を集めた。20系客車は「日本最初のブルートレイン」として「あさかぜ」に投入された。また、関西圏を深夜に走行して東京と九州を直通させる列車ダイヤは、以降の同様な直通列車の設定に大きな影響があったとされる。当初は二等寝台車のちにA寝台の割合が高かった編成の豪華さから、殿様列車・殿様あさかぜと通称された。 1970年代以降は、航空機・東海道・山陽新幹線・高速バスが台頭したため、まずは優等旅客が航空機利用への転移によって減少しはじめ、1975年には全A個室寝台車ナロネ20形の連結が廃止された。さらに1970年代後半以降の国鉄運賃・料金の大幅な値上げなどによってB寝台車の利用者も減少していった。運行後期の乗車率は20〔東京駅発、消えゆくブルトレ「銀河」「富士」「はやぶさ」…利用客減、廃止の方向 - 朝日新聞 2007年11月26日〕 - 30%程度〔『「あさかぜ」最終列車、1分半で完売 ツアーも人気』 - asahi.com(朝日新聞) 2005年1月27日〕 と低迷していた。285系電車の投入計画もあったが実現していない〔「寝台列車再生論」 - 戎光祥出版、2015年7月25日発行〕。このため、東京駅 - 博多駅間の1往復が1994年12月2日に定期運転を終了〔雑誌『鉄道ファン』交友社 Vol.45 No.527 P81〕 し、2000年12月を最後に臨時列車としても運転を終了、東京駅 - 下関駅間の1往復も、2005年3月に廃止された〔雑誌『鉄道ファン』交友社 Vol.45 No.527 P87〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「あさかぜ (列車)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Asakaze 」があります。 スポンサード リンク
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